今回はフォトジェニックな千本鳥居で人気の京都・伏見稲荷大社について紹介します。
伏見稲荷大社は全国に約30,000社あると言われている稲荷神社(おいなりさん)の総本宮です。
由来ですが、奈良時代、餅を的にして矢を射ると、餅が白い鳥になって稲荷山に飛び、稲が生えたのでいねがなる→いなりとなったようです。
ご利益は、五穀豊穣や商売繁盛などです。
伏見稲荷と言えば数多くの朱色の鳥居が連なる風景が有名ですよね。
最近では外国人が訪れたい場所のNo.1だとか。
確かに日本人からしても不思議な雰囲気を持っているので、外国人にはかなり神秘的に見えるのかもしれません。
伏見稲荷大社の見所
入口の立派な楼門は豊臣秀吉が造営したと言われています。
さすが秀吉だけあって立派な楼門です。
まずは重要文化財でもある本殿で参拝。
御祭神として宇迦之御魂大神を含め五社の神様が祀られています。
有名な千本鳥居は本殿左から奥に上がるとすぐにあります。
普段は人で溢れていますし、写真を撮りたい人が待っているので、人がいない写真を撮りたい場合は朝早く訪れるのがおすすめです。
こちらの鳥居は、江戸時代以降、願いが叶った御礼や祈りを込めて奉納されたものです。
鳥居の中を歩いていくと二手に分かれています。
こちらもフォトスポットですね。
さらに進むと奥社があります。
奥社の奥におもかる石があります。
おもかる石を持ってみて、軽く感じたら願いが叶い、重く感じたら願いを叶えるのが難しいと言われています。
思ったよりも重かったです…
時間がない方はここで引き返すこともできますが、さらに奥に進むと稲荷山を一周できます。
稲荷山にはいくつかのお社がありますので、是非登ってみてください。
軽い登山となるので、自分のペースで進みましょう。
奥社から少し上ると谺(こだま)ヶ池が見えます。
谺ヶ池の隣にあるのが熊鷹社です。
熊鷹社は金運や勝負運に良いと言われているパワースポットです。
さらに上ると四ツ辻です。
こちらからは市内が見渡せます。
こちらから稲荷山をぐるっと一周します。さっと歩いて約30~40分です。
途中にある主なお社を紹介します。
眼力社は目の病気関係はもちろん、先見の明(眼力)などのご利益もあると言われています。
きつねの手水が目印です。
薬力社は無病息災のご利益があるとされています。
こちらのご神水で薬を飲むとより効くとか。
また、向かいのお店ではこのご神水で作ったゆで卵も販売されています。
稲荷山の山頂(233m)にある一ノ峰の上社までくればあとはさっと下るだけです。
稲荷山まで行かれる場合、トイレは途中の御膳谷奉拝所社務所の1カ所のみです。
体調に気を付けて登山してください。
ちなみに、境内で見かける狐の像は稲荷大神様のお使いの白虎です。
宝珠や稲穂、鍵、巻物など色々なものを銜えているので見比べてみてください。
基本事項
境内は24時間参拝可能です。
お守りの授与は7~18時です。
電車の場合、JR奈良線 稲荷駅下車すぐです。京都駅からも5分ほどで着きます。
または、京阪本線 伏見稲荷駅下車 東へ徒歩約5分です。
伏見稲荷大社の公式サイトはこちらです。
車の場合、参道横に参拝者用の無料駐車場があります(年末年始は閉鎖)。