・上賀茂神社楼門と玉橋(2018/3/31)
数ある京都の神社の中でも最も古くからある上賀茂神社。
特に霊感は無い自分でも上賀茂神社は空気が澄んでいる感じがしてお気に入りの神社です。
世界文化遺産にも登録されている上賀茂神社について紹介します。
みどころ
上賀茂神社の正式名称は賀茂別雷(かもわけいかずち)神社といいます。上社(下賀茂神社は下社)と呼んだりもします。
由来ですが、賀茂玉依比売命(かもたまよりひめのみこと)が現在の鴨川上流にあたる小川で体を清めていたら丹塗りの矢が流れてきて、それを持ち帰って祀っていたところ身ごもり、賀茂別雷大神(かもわけいかずちのおおかみ)が生まれたという言い伝えがあります。
その賀茂別雷大神を祀っているのが上賀茂神社です。
上賀茂神社は京都三大祭りの一つ5月の葵祭が有名ですが、まだ見たことがないので一般的な見どころを紹介します。
個人的にはお正月の初詣と春の桜の時期がオススメですので、そのあたりも交えて紹介します。
・一の鳥居(2018/3/31)
まず一の鳥居をくぐると、広く開けた場所があります。
芝生の馬場が広がり、桜の木が何本かあります。
その中でも枝垂れ桜が満開になると見事です。
紅・白それぞれあり、両方満開の時期に訪れるのがベストです!が難しいですね…
・2018/3/31(斎王桜)
・2019/4/6(御所桜)
二の鳥居前には神馬舎があります。
神馬は日曜・祝日とお正月や祭りなど限られた日の9時半~15時にいます。
ニンジンをあげることができます。
また、初詣時期には二の鳥居前で大根(おでんのようなもの)とぜんざいがふるまわれています(有料)。
二の鳥居をくぐるとすぐに細殿前の立砂が目に入ってきます。
立砂は信仰の対象である神社背後の神山を模ったもので清めの砂や盛り塩のルーツとも言われています。
立砂の先端には神様が下りてくる際の目印となる松葉が立てられています。
・細殿と立砂
続いて手水舎で身を清め、その先の朱色の楼門(最上部の写真)をくぐると中門があります。普段はこちらで参拝となります。
その奥に、本殿(東)と権殿(西)があります。共に国宝で流造りとなっています。
初詣時期は中門を入って本殿前で参拝ができますが、普段は特別参拝に参加することで本殿に参拝可能です。
ちなみにこちらでは八咫烏の中に入ったおみくじがあり、おみくじを見た後も八咫烏を飾っておけるのでおすすめです。
また、楼門近くにある摂社片山御子神社(片岡社)は縁結びの神様として有名です。
あの紫式部も訪れたとか。絵馬がハートなのでそこも人気です。
恋愛以外に人の縁もありますので是非。
境内には小倉百人一首の「風そよぐ ならの小川の夕暮れは…」でも知られているならの小川が流れています。
こちらの水は本当に清らかで、近くを歩いているだけで清々しい気分になれます。
参拝後は小川沿いを散策し、渉渓園(賀茂山口神社前庭)にある願い石(陰陽石)に是非触ってください。
願い石ですが立札によると、この地には龍が住む池があったとされ、その池の底にあった陰陽石は陰と陽が融合したもので、両手で触って力をいただいてから賀茂山口神社にお参りくださいと書かれています。
基本情報
上賀茂神社をおすすめするポイントの一つが拝観時間です。
朝5時半から参拝可能なので、他の観光地が開く前に訪れることができます。
5:30~17:00(楼門・授与所8時~、特別参拝10時~) 拝観料無し
京都駅から市バス4系統で上賀茂神社行「上賀茂神社前」下車、または、
市バス9系統西賀茂車庫行「上賀茂御薗橋」下車、徒歩約3分
駐車場:6:00~22:00 30分100円 *出庫は24時間可(正月など繁忙期は500円/回)
上賀茂神社(賀茂別雷神社:かもわけいかづちじんじゃ)公式Webサイト
おまけに・・・いつも上賀茂神社に訪れた際に寄る一の鳥居前にある葵屋やきもち総本舗さんのやきもち 1個からでも販売されていておすすめです。
Kamigamo Shrine, also famous for the Aoi Festival, is the oldest of many shrines in Kyoto.
Kamigamo Shrine is a sacred shrine where the air is clear and pure water flows.
In spring, you can see the cherry blossoms in full bloom.
Opening hours:5:30 – 17:00
From JR Kyoto station to kamigamojinjya-mae bus stop(Kyoto city bus 4) or kamigamomisonobashi bus stop(Kyoro city bus 9)
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