東京から新幹線で約45分と気軽に行ける観光地熱海。
自分のイメージでは親世代(団塊世代)の新婚旅行スポットで近年は少し観光客も落ち着いていた印象ですが、最近TVなどでは若者に人気になっているとか。
今回はそんな熱海のパワースポット「來宮神社」を紹介します。
見所
來宮神社の由来ですが、公式サイトによると
”今から1300年前、和銅三年六月十五日に熱海湾で漁夫が網をおろしていたとき、御木像らしき物がこれに入ったので、不思議に思っていると、童子が現れ「我こそは五十猛命である。この里に波の音の聞こえない七本の楠の洞があるからそこに私を祀りなさい。しからば村人は勿論いり来るものも守護しよう。」と告げられ、村民達が探し当てたのが、この熱海の西山の地でした。”
とあります。
*引用:御祭神縁起 | 熱海 來宮神社(きのみやじんじゃ) | 熱海 來宮神社-きのみやじんじゃ
御祭神は日本武尊、五十猛命、大己貴命です。
このように歴史ある神社ですが、訪れる度にどんどんバージョンアップされています。
境内の至る所にスマホをセットできる撮影スポットがあったり、綺麗な授与所とおしゃれなカフェが併設されていたり。摂末社の整備も進んでいます。
入口の鳥居は竹や木々に囲まれていて植物の緑と鳥居の赤のコントラストが映えます。
鳥居をくぐると右手には三峰社と第二大楠があります。
三峰神社(埼玉)も有名でいつか訪れてみたいと思っている神社です。
こちらの第二大楠の木は落雷があったそうで、中が空洞で黒く焦げたようになっています。それでも枯れてないところが強い生命力を感じさせます。
参道左手には手水舎とその奥に伏見稲荷大社から勧請された稲荷社があります。
伏見稲荷の朱色の鳥居のミニチュア版のようです。
・改修以前の稲荷社
さらに参道を進み階段を上がると正面に本殿が見えます。
・本殿(撮影が年末のため境内にロープが張られていました)
左手には祈祷受付、授与所のある参集殿とOpen Cafe茶寮報鼓があります。
また、本殿に向かって右手に弁財天と弁天岩があります。
金運上昇を望む方は是非こちらにも参拝をおすすめします。
本殿で参拝したら左奥のパワースポット、国指定天然記念物の大楠を訪れてください。
写真では伝わりにくいですが、かなりの大きさです。
ところどころ切られたり補修されているのが痛々しいですが、樹齢は2000年超と言われており、生命の偉大さを感じます。
一周すると寿命が1年延びるとか、願いを込めながら一周すると叶うとも言われています。
大楠の前には五色の杜があり、休憩したり、大楠を上から眺めたりすることができます。
・紡來の縁(最近完成した大楠のビュースポット。先端に行くと揺れます。)
夜はライトアップもされています。
皆さんも是非大楠のパワーを感じてみてください。
基本事項
開頭時間:9:00~17:00(祈祷受付は16:30まで)
無料駐車場有り。混雑時は来宮駅前の市営駐車場があります。
JR来宮駅から徒歩約5分。
同じく熱海の観光スポットである熱海梅園から徒歩で10分強ですので、梅の開花シーズンだとあわせての観光がオススメです。
公式サイト:熱海 來宮神社 - きのみやじんじゃ