・嵐山 祐斎亭(2023.5)
今回は嵐山の渡月橋から桂川沿いに少し奥に入ったところにある嵐山 祐斎亭を紹介します。
今回の旅でどこか行ったことがないところへということで観光案内本で見つけました。
こちらの建物は、築150年ほどの元は料理旅館だったところです。
現在は染色作家 奥田祐斎さんの工房で、見学可能となっています。
比較的新しいスポットですね。
基本予約制ですが、空きがあれば予約なしでも見学可能です。
自分も予約の20分前に訪れましたが問題なく入れていただきました。
詳しくは公式HPをご確認ください。トップページ - 【公式】嵐山 祐斎亭
こちらの見所ですが、言うまでもなくこちらの代名詞にもなっている各お部屋から眺める嵐山の風景とそのリフレクションですね。
まずこちらは旅館時代に川端康成が山の音を執筆したと言われている部屋です。
普通に窓から景色を眺めるだけでも美しいですが、机の天板の反射を利用するとこのような写真になります。
何日居ても飽きなさそうなお部屋ですね。
こちらは茶室から見た風景です。
部屋全体はこんな感じです。机の天板に窓からの景色を反射させます。
こちらが一番よく本やSNSで紹介されていることが多いまる窓の部屋の風景となります。
どの角度で撮るのが正解か分からないですが、どこから見ても美しいです。
こちらは水鏡に映した風景です(水を張った所があって綺麗に景色が写ります)。
こちらは絶景テラスから桂川を望んだ風景です。
風にたなびいている綺麗な色の布は奥田祐斎さん作の夢こうろ染ですね。色が優しく美しいですが、この夢こうろ染、太陽の光で色が変化すると記載がありました。どのような原理か気になります。
ちょうど新緑が美しい時期でしたので混むかと思いましたが、大体どの部屋でも2,3組が順番で撮影できていたのでそれほど混雑している様子はなかったです(次の人は控えているのである程度急いで撮りましたが)。
欲を言えばもう少し見学料(2,000円)が安いと足を運びやすいのですが、そうなるともっと混みそうですね。同じくリフレクションが美しい瑠璃光院と比べるとまだ人は少なめだと思いました。
紅葉時期にも訪れたいと思いましたが、コロナの行動制限もなくなりましたしきっと混みますね…機会があればいつか再訪したいと思います。
*内容は訪問時のものです。記事作成時にも確認していますが最新の情報をご確認ください。