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御室桜で有名な仁和寺。桜以外にも魅力がいっぱいの仁和寺を紹介。(Ninnaji, Kyoto)

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・御室桜と五重塔

今回は御室桜で有名な仁和寺を紹介します。

仁和寺の見所

由来

仁和寺の由来ですが、888年(仁和4年)に第59代宇多天皇が父 光孝天皇の想いを引き継いで創建した寺院です。

お寺の名称は年号からつけられています。

宇多天皇が出家して第1世宇多法皇となって以降第30世純仁法親王まで皇室出身者が住職を務めた門跡寺院でした。

現在は真言宗御室派の総本山で、平成6年には世界遺産にも登録されています。

徒然草に出てくる仁和寺にある法師の話でも有名ですよね。

他にも華道の御室派などでも知られています。

御室桜

御室桜は仁和寺の境内の一角に植えられている桜で、おおよそソメイヨシノが終わりかけた時期に満開を迎えます。

ですので、京都で花見をしようとした際にソメイヨシノなどの満開時期に間に合わなかった場合などは仁和寺を訪れると満開の桜が見られます。

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御室桜は江戸時代から親しまれていた桜で、高さは3m程度なので満開時には目の前に桜の花が広がります。

木も密集して植えられているため桜の海のようです。

花が咲く時期は特別料金が必要ですが、一見の価値はあります。

一説には木の下が粘土質で根が伸ばせないため樹高が低いのではとも言われています。

御室桜の奥からは一番上の写真のように、満開の桜とその上に浮かぶ五重塔が見られます。

観音堂

御室桜の隣にある観音堂ですが、現存のものは江戸時代に再建されたものです。

通常非公開ですが、観音堂の修復が終わった2019年に特別公開されました。

たまたま公開時に寄ることができたのですが、こちらの仏像が素晴らしいのでまた公開された際には是非見ていただきたいです。

仏像と言えば東寺の仏像が迫力がありますが、大きさは異なるものの勝るとも劣らない良さがあります。

千手観音菩薩を中心に不動明王、降三世明王像、風神、雷神など全33体の仏像と周囲の障壁画は必見です!

写真は撮れなかったので案内の看板ですみません…

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御室桜観音堂がオススメではあるのですが、どちらも見られる時が限られているのでその他の見所を紹介します。

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・二王門

御殿

重要文化財である二王門から入ってすぐ左に御殿があります。

御殿を構成する白書院、黒書院、宸殿には襖、壁に描かれた絵などを見ることができます。

白書院前の南庭は、白砂と松の緑の対比や勅使門が美しいです。

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・白書院から望む勅使門と二王門(2019/11)

また、宸殿からは北庭とその奥に五重塔が見え、撮影ポイントとなっています。

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・北庭、飛濤亭、五重塔(2016/5)

五重塔

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重要文化財である五重塔ですが、1644年に建立されたものです。

境内の至る所から見え、どこと合わせても絵になります。

金堂

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国宝である金堂には阿弥陀三尊像が祀られています。

元々は御所の紫宸殿で江戸時代に移築されたものです。

普段は内部非公開ですが、時折特別公開されます。

基本情報

住所:〒616-8092 京都市右京区御室大内33

Tel:075-461-1155

バスの場合、京都市バスで京都駅から26番で約40分、JRバスで京都駅から高雄・京北線で約30分「御室仁和寺」下車すぐです。

電車の場合、嵐電(京福電鉄)「御室仁和寺」駅から徒歩約3分です。

拝観料:御殿 小中学生300円、高校生以上500円

霊宝館(期間限定) 大人500円 他無料

御室花まつり 大人500円 他無料

公式HPはこちらです。

*内容は訪問時のものです。記事作成時にも確認しておりますが最新情報をご確認ください。