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参道と楓の庭の紅葉が有名な大徳寺・高桐院の見所は? (Kyoto, Daitokuji, Koutouin)

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・大徳寺高桐院参道(2019/12/1)

今回は黄梅院と同じく大徳寺の塔頭寺院である高桐院(臨済宗大徳寺派)を紹介します。

見どころ

高桐院は、上の写真のまっすぐ伸びた石畳とその上を覆う楓の参道が有名な寺院です。

皆さんも一度はどこかで目にしたことがある風景かと思います。
人気のある寺院ですので、紅葉シーズンだとなかなか人が写りこまない写真を撮るのは難しいです。

昨年訪れた際は紅葉のベストシーズンは少し過ぎて散り始めていました。

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高桐院は秀吉や家康に仕えていた細川忠興(三斎は茶人としての名で千利休の高弟の7人/利休七哲の一人)が父幽斎のために1601年に創建したものです。
開山は叔父の玉甫紹琮で、細川家の菩提寺です。

この参道の新緑の時期や紅葉の時期も見事ですが、やはり楓の庭は是非訪れていただきたい所です。

20年ほど前に見てこの庭のファンになったのですが、それ以来訪れることができず、久し振りの訪問となりました。
最近はずっと修復工事中で拝観休止でしたので。

こちらの楓の庭は本堂の南に広がります。
周囲を竹に囲まれた庭には一面の苔と適度に配置された楓、中央の石灯篭からなるお庭で、江戸時代に作られたものです。

こちらは本堂内から見た楓の庭です。

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ちょっと伝わりにくいかもしれませんが、何とも言えない美しさがあります。

縁側の緋毛氈に座ってじっくり眺めるのがオススメです。

縁側から見た景色がこちらです。苔の緑と楓の赤のコントラストが綺麗ですね。

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その他にも、千利休の邸宅から移築されたとされる書院/意北軒や、加藤清正が朝鮮出兵から持ち帰った石から作られた蹲踞(つくばい)、秀吉が北野天満宮で催した茶会/北野大茶湯で使用した茶室/松向軒を移築したものなど見所が沢山あります。

また、忠興とガラシャ夫人の墓塔である石灯籠は、利休が秀吉から求められたのを断ったもので、後に忠興に贈られたと伝えられています。
そう思ってみるとより感慨深いですね。

ガラシャ夫人はちょうど今年NHK大河ドラマの「麒麟がくる」で主人公となっている明智光秀の三女で、ドラマの中でどんな風に描かれるのか楽しみです。

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基本情報 

拝観料:大人400円、小人200円

拝観時間:9:00~16:00 *コロナの影響で変更になる可能性があります。

JR京都駅からは、市バスだと次の行き方があります。
A3のりばから206系統、千本通、北大路バスターミナル行き(約45分)

B2のりばから101系統、二条城・北野天満宮・金閣寺行き(約50分)

B3のりばから205系統、西大路通、金閣寺・北大路バスターミナル行き(約55分)

いずれも大徳寺前下車徒歩約5分

車の場合、大徳寺総門前(大徳寺の東側の通り沿い)に大徳寺の有料駐車場があります。

*内容は訪問時のものです。記事作成時にも確認しておりますが最新情報をご確認ください。

Introducing Koutouin, the tower temple of Daitokuji.

Koutouin is famous for its approach consisting of cobblestones and maples and the maple garden in the south of the main hall.

There are many other highlights such as the Shoin relocated from Sennorikyu's residence, the tea room used at Hideyoshi's tea ceremony, and the stone lantern that serves as the tomb of Hosokawa Tadaoki and Mrs. Gracia.

*The content is at the time of article creation. Please check the latest information.
by Hanzo