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京都 嵐山「宝厳院」 真っ赤に紅葉したもみじで埋め尽くされる「獅子吼の庭」を紹介(Kyoto, Arashiyama, Hogonin)

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・宝厳院獅子吼の庭(2019/12/1)

今回は京都嵐山にある天龍寺の塔頭寺院「宝厳院」を紹介します。

恥ずかしながら何回も嵐山を訪れていながら最近まで宝厳院に気付いていませんでした…

訪れてみると中は広く見渡す限り紅葉したもみじに覆われた美しい庭でした。

そんな宝厳院の見所を紹介します。

宝厳院の見所

宝厳院はちょうど天龍寺の南にあります。

室町時代に創建された臨済宗天龍寺派の寺院で、庭園は明に二度渡った僧 策彦周良(さくげんしゅうりょう)によって作庭されたものです。

嵐山を借景とした回遊式の庭園で、江戸時代から名園とされていたようですね。

宝厳院は通常非公開で春と秋のみ公開ですが、秋の特別拝観時期は混雑します。

 

山門前の参道はもみじのトンネルとなっていて、こちらも見ごたえあります。

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宝厳院参道と山門(2019/12/1)

 山門をくぐると垣根(宝厳院垣)脇を通り庭に入ります。

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庭に入ると眼前に紅葉が広がります。

丸い石が敷き詰められた池は苦海を表しているそうです。何とも不思議な風景です。
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こちらの茶庵では紅葉を眺めながらお茶をいただけます。
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庭の名称「獅子吼の庭」の獅子吼とは仏が説法するという意味があり、お庭全体で修行僧が悟るまで努力が必要であることを表しているそうです。

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こちらの岩が獅子岩です。獅子の顔をしていることから名付けられています。
苔生した岩と深紅の紅葉が味のある風景を作っています。

お庭は秋には紅葉で埋め尽くされると言っても過言ではないぐらいです。

紅葉狩りに嵐山を訪れるならおすすめです。ただ週末は混むと思います…

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基本事項

2020年秋の特別拝観は9月19日(土)~12月6日(日)です。

拝観時間:9:00-17:00(受付終了:本堂16:30、庭園:16:45)

拝観料(庭園):大人500円、小中学生300円

   (本堂:別途必要)大人500円、小中学生300円

 

夜間特別拝観は11月9日(月)~12月6日(日)

拝観時間:17:30-20:30(受付終了:20:15)

*11月21日(土)、11月28日(土)は18時開始

拝観料:大人600円、小中学生300円 

 

JR嵯峨嵐山駅下車徒歩約10分

嵐電嵐山駅下車徒歩約3分

阪急嵐山駅下車徒歩約10分

 

公式サイトはこちらです。

*内容は訪問時のものです。記事作成時にも確認していますが、最新の情報をご確認ください。