・醍醐寺弁天堂(2019/4/7)
今回はあの豊臣秀吉も花見を行ったことで有名な醍醐寺について、下醍醐中心に紹介します。
醍醐寺のみどころ
醍醐寺の由来ですが、平安時代初期に聖宝理源大師が五色の雲に誘われて山(笠取山)に登り、山頂で「甘露。甘露。ああ醍醐味なるかな。」と言いながら湧水を飲んでいた老人に出会いました。
老人はこの地の神/横尾大明神でこの地を差し上げると言って消えてしまったそうで、その後、聖宝が准胝・如意輪の両観世音菩薩を彫り、祀ったのが始まりと言われています。*引用:京都たのしい社寺カタログ
秀吉が花見を行っただけあって境内には色々な種類の多くの桜があります。
駐車場から入口までの道路脇にソメイヨシノがあり、満開時は桜のトンネルのようでした。
総門近くの三宝院は歴代住職が住んでいた建物で、玄関前には立派な枝垂れ桜が咲き誇ります。
三宝院の庭は秀吉が設計したと言われいていて、松や石を配した庭園です。
庭からも見える国宝でもある唐門の黒地の漆と金箔の施された菊と桐の紋の対比が美しいです。
醍醐寺の五重塔は醍醐天皇の冥福を祈り建築されたもので、京都府内で現存する最古の木造の五重塔です。
一番上で紹介した写真の弁天堂は紅葉でも有名です。
霊宝館には薬師如来坐像他多くの彫刻や絵画が保管されていますので是非立ち寄ってみてください。
また、霊宝館前の枝垂れ桜も美しく必見です。
霊宝館前にはフレンチカフェ「ル・クロ スゥ ル スリジェ」があります。
こちらはIKEAとコラボしたカフェです。
訪問時は混んでいてあきらめたので次回は是非寄ってみたいと思いました。
基本情報
拝観時間:夏期3/1~12月第1日曜まで 9:00-17:00
冬期12月第1日曜翌日~2月末まで 9:00-16:30
*それぞれ閉門30分前に受付終了
拝観料:三宝院庭園、霊宝館、伽藍 拝観料必要
*季節によって異なります。詳しくは下記醍醐寺HPをご確認ください。
アクセス:電車の場合、京都駅からJR東海道本線(琵琶湖線)/湖西線で山科駅乗換え、ま たは、JR奈良線で六地蔵駅乗換えで地下鉄東西線醍醐駅下車徒歩約10分
バスの場合、京都駅八条口H4乗り場から京都醍醐寺ラインで約30分、バス停醍醐寺下車となります。
八条口のH4乗り場は少し京都駅から離れているので、醍醐寺の案内サイトをご覧ください。交通案内|世界遺産 京都 醍醐寺
車の場合、醍醐寺に駐車場あります。ただし、桜の時期などピーク時はすぐに満車になります。また周辺には駐車場がありませんので注意してください。
醍醐寺公式HPはこちらです。世界遺産 京都 醍醐寺
今年(2021年)も豊太閤花見行列は中止になりました。早く再開できるようになるといいですね。
*内容は訪問時のものです。記事作成時にも確認しておりますが最新情報をご確認ください。