・六波羅蜜寺(2020/1)
お正月(2020)に京都を訪れ、八坂神社、高台寺周辺を散策していたところ、稲穂を持った人を何人か見かけ、気になって調べたら六波羅蜜寺のものでしたので早速訪れてみました。
初詣のおすすめポイント
六波羅蜜寺は951年に空也上人によって開設された寺院が由来で、現在では西国三十三所の第17番札所です。
東大路通り(清水道)から松原通りを西に400mほど入っていくと左手に見えます。
今回お目当ての稲穂は福徳自在初稲穂で、お正月三が日に毎日先着2000名だけいただける稲穂でした。
15時過ぎに到着したのでまだいただけるか心配でしたが、無事いただけました。
稲穂自体は無料です。
稲穂には有料で福を招く鈴や熊手、米俵などが付けられます。
今回は金運が上がるように奮発して一番高い宝船(2000円)を選びました。
もはや稲穂に付けるというよりは宝船に稲穂が付いている状態です。
三が日にはこの稲穂の他にも皇服茶(おうぶくちゃ 300円)がいただけます。
皇服茶は梅と昆布が入ったお茶で、空也上人が当時京都に病気が流行っていた際にふるまった薬湯が起源と言われています。
その他の見所
六波羅蜜寺のその他の見所ですが、宝物館には平安、鎌倉時代の貴重な彫像がいくつか展示されています。
社会の教科書などで一度は目にしたことある平清盛像や口から6体の小さな阿弥陀像が出ている空也上人像などが見られます。
あと、こちらには都七福神の一つ弁財天も祀られています。
本堂に向かって左手に福寿弁財天が祀られています。
本堂右手にあるのは銭洗い弁財天です。こちらでお金を洗うと財運が上がるとか。
敷地は狭いですが、色々見所のある六波羅蜜寺。今回は稲穂をいただくことが目的で、時間が無く色々やり残したことがあるので、コロナが落ち着いたらまた訪れて記事も更新したいと思います。
基本情報
拝観時間:8:00-17:00 宝物館:8:30-17:00(16:30受付終了)
宝物館拝観料:大人600円、中高大学生500円、小学生400円
アクセス:京都駅から市バス206系統 清水道下車徒歩約7分
京阪電車で清水五条駅下車徒歩約7分
公式siteはこちらです。六波羅蜜寺