・芦ノ湖元箱根から望む富士山と平和の鳥居
今回は箱根のパワースポットと言われている芦ノ湖畔にある箱根神社と九頭龍神社新宮を紹介します。
こちらの箱根神社&九頭竜神社新宮、駒ヶ岳山頂にある箱根神社元宮(もとつみや)、九頭龍神社本宮の三カ所を参ることを箱根三社参りと言って、人気の観光ルートとなっています。
箱根神社の由来ですが、2400年以上前に聖占上人(しょうぜんしょうにん)が箱根山の駒ケ岳の北の山を神山とし、駒ヶ岳山頂に箱根神社元宮を開いたことが始まりです。
芦ノ湖畔にある箱根神社は奈良時代の757年に万巻(まんがん)上人により開かれました。
以前は関東の総鎮守箱根大権現とされていて、あの源頼朝や北条氏、徳川家康からも信仰されていた由緒ある神社です。
御祭神は箱根大神「瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)、木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)、彦火火出見尊(ヒコホホデミコト)」の三神です。
それでは実際の箱根神社の様子を紹介します。
箱根神社の参道は杉並木の石段からなります。
杉並木の参道って厳かな感じがいいですね。花粉症の時期にはつらいですが…
個人的に好きな神社の杉並木三選の一つです。
手水舎横の第四鳥居前には坂上田村麻呂が表矢を献じて武運長久を祈願したと言われている矢立の杉があります。
また、矢立の杉の横を芦ノ湖に向かって降りていくと、芦ノ湖畔に平和の鳥居があります。
記事作成時(2021年3月)はコロナの関係で鳥居前には行けないですが、普段は写真スポットとして行列ができています。
ただ、基本的に逆光になるので撮影する際はカメラの設定に気を付けてください。
参道の途中には仇討ちで有名な曽我兄弟を祀った曽我神社もあります。
箱根神社の御本殿と九頭龍神社新宮は並んであります。
こちらの写真は茅の輪が設置されている時のものです。
苔生した狛犬が何とも言えない雰囲気を醸し出しています。
九頭龍神社新宮は箱根神社御本殿に向かって右手にありますので是非合わせて参拝してください。
由来については九頭龍神社本宮の紹介で記載しようと思います。
本殿左の石灯籠横にあの長嶋茂雄さんの名前もありました。一茂さんもこちらで挙式されていたので縁が深いのですね。
神社の前には九頭龍神社らしく九つの龍から龍神水と呼ばれる御神水が出ています。
九頭の龍が並ぶ姿は圧巻です。
神社の手水舎には龍が良くありますが、こちらの龍が一番好きで、絶対かっこ良く見える角度があると思っていますが、まだ見いだせていません…
こちらの御神水は飲用可能で汲んで帰る方もよくいらっしゃいます。
お札所でペットボトルが販売されています。
九頭龍神社近くには安産杉があります。
頼朝夫妻も祈願して子宝に恵まれたという話もあるので是非寄ってください。
基本事項:
住所:250-0522 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1
駐車場あり。
バスだと小田原駅か湯本駅から伊豆箱根バス「元箱根・箱根町」行き元箱根下車、箱根登山バスだと「元箱根・箱根町」行き元箱根港下車 徒歩約10分です。
*公式サイトはこちらです。箱根神社(九頭龍神社)公式ホームページ