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京都市京セラ美術館と村上隆氏のもののけ京都展

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先日、京都市京セラ美術館で開催中の村上隆氏のもののけ京都展を訪れたので、京セラ美術館と合わせて紹介します。
京セラ美術館には一昨年のアベンジャーズ展、昨年の通常展示に次いで3度目の訪問です。

村上隆氏と言えば、あのルイ・ヴィトンのバッグにイラストが描かれた時に初めて知ったのですが、あのコラボを見た時の衝撃は今でも忘れられません。高級ブランドのバッグにあのテイストのイラストを描くってありなんだと思いました。

今回京セラ美術館で展示されていると知り、機会があれば伺いたいと思っていたのですが、花見で京都を訪れた際に夕方時間ができたので訪れました。

初めて近くで村上氏の絵を見たのですが、想像していたよりも絵が細かくて驚きました。雑誌や画面越しではここまでの詳細さが分らなかったので、実際に実物を見ることができて良かったです。

今回展示されていたものからいくつか紹介します。


こちらは美術館の中央ホールに展示されていた吽像(青)と阿像(赤)です。
かなり迫力のある阿吽像でした。



先の阿吽像と打って変わって気の抜けた感じの風神(緑)と雷神(白)です。
元の建仁寺蔵(京都国立博物館にあり)の俵屋宗達作の風神雷神図は力強さがありますが、対照的にかわいく仕上がっていて愛嬌がある風神と雷神でした。


四神(白虎、玄武、朱雀、青龍)の絵です。真っ暗な部屋に飾られていました。闇(黒)と鮮やかな色との対比が印象的でした。


こちらは美術館の東にある七代目小川治兵衛が作庭に関わったとされる日本庭園にあったお花の親子です。ルイ・ヴィトンのトランクの上に乗っていました。10mあるそうで、大きさにもびっくりです。

もののけ展9月1日(日)まで開催予定です。

今回展示会場となった京都市京セラ美術館についても簡単に紹介します。
こちらの京都市美術館は2020年にリニューアルされ、名前も新たに京都市京セラ美術館となりました。
リニューアル前の美術館の時は前を通るだけで中に入ったことはありませんでしたので、以前の美術館と比較はできないのですが、現在の入り口のガラス張りの部分や今回もののけ展を実施していた東山キューブなどが大きく変わった部分のようです。



入口のあるフロアのガラス張り部分は、ショップカフェENFUSE)になっていて、開放感のある空間です。


こちらは前回訪問時にいただいた水出しコーヒーとデザート(フォレノアール)です。
若干見づらいですが参考までに当時(2023/8)のメニューを添付します。


公式サイトはこちらです。ENFUSE | 京都市京セラ美術館 カフェ


こちらは中央ホールです。壁と天井は白を基調とした内装で広さを感じます。
特に目を引くのが曲線の美しい螺旋階段です。どう撮るのが最もこの階段の良さを引き出せるのか…悩みます。




こちらは2つの中庭のうちの一つ「光の広間」です。こちらもリニューアル時にガラスの屋根を付けたりして整備されました。晴れの日は日差しを感じられます。

西の広間もステンドグラスの天井や重厚な階段など見所があります。




東広間から東山キューブに向かう廊下は全面ガラス張りでかなり開放感があります。
また、屋上も日本庭園が見渡せたりと眺めが良いので忘れずに上がってみてください。

建物だけでも愉しめる京都市京セラ美術館。また興味のある展示が実施された際には訪れたいと思います。

公式サイトはこちら:京都市京セラ美術館 | 京都市京セラ美術館 公式ウェブサイト

*内容は訪問時(2024/3末)のものです。記事作成時にも確認していますが最新の情報をご確認ください。

Casa BRUTUS(カーサ ブルータス)2024年4月号村上隆のもののけ京都展と京都の特集が掲載されています。