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松尾大社の見どころと京料理とりよねの親子丼(Kyoto, Matsunoo Taisha, Toriyone )


今回は京都の人気観光地嵐山から少し南に下がったところにある松尾大社と、その松尾大社の入り口にある老舗料亭京料理鳥米(とりよね)について紹介します。

松尾大社

四条通の東端には八坂神社がありますが、その反対側、西端に松尾大社があります。

元々は地元の人々が松尾大社奥の松尾山の上にある磐座を祀っていたことが由来です。

神社としては大宝元年(701年)に現在の場所に創建されたのが始まりで、京都でも最古の神社の一つです。

御祭神は大山昨神(おおやまぐいのかみ)市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)です。

鳥居をくぐると立派な楼門が見えます。こちらの楼門は江戸時代に造られたものです。

御本殿は松尾造りと言われる様式の建物です。
お酒の神様としても有名なだけあっていっぱい酒樽が並んでいます。

境内には松風苑三庭と言われる三つの庭園があります。
これらの庭は重森三玲の作です。自分の好みの苔や植物のある庭とはちょっと違って石を利用した庭で、それぞれにテーマがあります。


上古の庭は山上の磐座を表していて奥の大きな2つの岩が御祭神を表しています。
写真では草のように見えますが、笹が植えられていて高山を表しているようです。
お庭の入り口に説明がありますが、知らずに庭を見ると手入れがされていない庭のように見えてしまいますね。


続いて曲水の庭は平安貴族の雅遊の場を表したものです。
歌遊びをしていたあの川をイメージしたものですね。


最後に蓬莱の庭ですが、不老不死の仙界を表した庭です。
池が羽を広げた鶴の形になってるそうですが、目線からは分からなかったです。

池には松尾大社で神の使いとされている鯉がいました(亀は見つけられず)。

その他、境内右奥に霊亀の滝があります。


昔ここで世にも珍しい亀が見つかったとの言い伝えがあり、また、鳥居奥の岩肌には天狗の顔に見える岩があります。

そしてその滝の少し手前には神泉・亀の井があります。


こちらのお水は松尾山の湧水で、この水をお酒造りの水として混ぜると酒が腐らないと言われています。

あと、境内には山吹の花も多く名所として知られていますが、訪れた際にはちょっと終わりかけでした。

松尾大社阪急電鉄嵐山線松尾大社駅、または、京都市バス松尾大社前バス停からすぐです。

公式サイトはこちらです。松尾大社 - MATSUNOO TAISHA

京料理とりよね

おまけですが、松尾大社参拝後にすぐ前にあった京料理とりよねでランチをいただいたので合わせて紹介します。

お昼ご飯を嵐山に到着するまでにいただこうと考えながら松尾大社を出たらすぐ前に料亭の親子丼の広告が目に入りました。

広告には”最高級の昆布と鰹でひいた出汁に秘伝の味付けをした特製出汁でこだわりの熟成鶏を煮込み農林水産省規格特級の赤玉で京野菜の九条ネギと共にとじました”とあったので、気になって寄りました。

湯豆腐も気になり、単品でいただけるとのことでしたので湯豆腐もいただきました。

親子丼は控えめな味付けでしたが美味しくいただけました。

また、豆腐は清凉寺前の森嘉のお豆腐で、思わぬところで森嘉の湯豆腐をいただけて得した感じでした。

嵐山からは少し離れていることもあり、観光客も控えめで、少し人を避けて観光したい方におすすめです。

*内容は訪問時のものです。記事作成時にも確認していますが最新の情報をご確認ください。