・天龍寺 望京の丘より(2019/4/6)
今回は京都でも屈指の観光スポットである嵐山中心部にある天龍寺を紹介します。
天龍寺は臨済宗天龍寺派の大本山で世界文化遺産です。
お寺の由来ですが、足利尊氏が後醍醐天皇の冥福を祈るために後嵯峨上皇の亀山殿を基に開いたとされています。
開山は南北朝から室町時代に活躍した臨済宗の僧、夢窓疎石です。
以前は渡月橋や嵐山まで境内だったようです。
天龍寺の見所
天龍寺の一番の見所は、方丈前に広がる曹源池を中心とし、嵐山や亀山を借景とした曹源池庭園から望京の丘にかけたお庭です。
こちらの曹源池庭園も夢窓疎石の作です。
西芳寺(苔寺)や鎌倉の瑞泉寺の庭も設計しています。
僧としてだけではなく作庭などマルチに活躍していたようですね。
天龍寺の庭では四季折々の植物が楽しめますが、特に春の桜の時期がオススメです。
多宝殿の周りに枝垂れ桜が何本かあり、望京の丘から全体が見渡せますが、満開時にはまさに絶景と言っても過言ではありません。何とも言えない美しさです。
・望京の丘から見る桜(2019/4/6)
特に望京の丘にある枝垂れ桜が壮大で美しいです。
京都で桜を見るならこちらは外せないですね。是非望京の丘に登ってください。
春には桜以外にもツツジやミツマタなども咲いています。
また、お庭を抜けて北門を出るとちょうど竹林に出ることもできます。
天龍寺の基本事項
京福電鉄(嵐電)嵐山駅からすぐ、または、JR嵯峨嵐山駅から西に徒歩10分ほどの所にあります。
バスで京都駅から行く場合、市バス28系統で嵐山天龍寺前下車すぐ。
他、市バス11,93系統あり。
また、京都バス61,72,83系統の場合、京福嵐山駅前下車。
参拝について
庭園:受付時間:8:30-16:50(3月21日~10月20日は17:20まで)
料金:高校生以上500円、小中学生300円
諸堂(大方丈/書院/多宝殿):受付時間:8:30-16:30(3月21日~10月20日は17:00まで)
料金:庭園参拝料+300円
法堂/雲竜図特別公開時:土日祝日+春秋特別公開時 9:00-15:50(3月21日~10月20日は16:50)
料金:別途500円必要
駐車場あり(普通車1回1000円)
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