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「文芸オタクの私が教える バズる文章教室」三宅さんの解釈を愉しみ、文章の参考に。

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Blogを始めてから色々な本を読むようになりました。

その目的の1つは、どうやったらうまく文章を書けるか、また、読みやすくてまとまった文章が書けるかです。

ある日、本屋をぶらぶらしているときに見つけたのが三宅香帆さんの「文芸オタクの私が教えるバズる文章教室」です。

本を読むといってもなかなか自分の時間は取れず読書の時間は限られているので、最近は読書はできるだけ早く読もうとしていました。

そんなときに出会ったのが「文芸オタクの私が教えるバズる文章教室」です。

内容を簡単にまとめると、文豪の森鴎外から音楽プロデューサーで作詞家の秋元康さん、片づけコンサルのこんまりさんまで幅広いジャンルの書き手の文章を三宅香帆さんの独自の解釈で文章の書き方(特徴や工夫点)を分析しています。

一例をあげると、読点のつけ方やひらがな、カタカナの使い方、文章のリズム感などです。

ただ早く読むことを目指していた自分にとって三宅さんの視点は目から鱗でした。

確かに素人の自分でも読みやすい文章ってどう書けばいいのか何度も書いた文章を読んでは修正しているので、プロの人が何も考えずに書いているわけがないですよね。

ただ、こちらの本の題名はバズる文章教室となっていますが、この本を読んでも題名のようにバズる文章が書けるようになるかというとそれはちょっと難しいと思いました。

色々な人の文章が解析されていますが、それをそっくり自分の文章に応用できるわけではないので。
でもその中のいくつかは参考にできると思います。

三宅さんもPrologueの中で
この本の目的は、
1、(文章の終わりまで読もうかな)と思ってもらう
2、(この人いいな)と思ってもらう
3、(広めたいな)と思ってもらう
と書かれています。

ですので、人によってこんな文章の書き方もあるんだなと参考にする気持ちで読まれると愉しめると思います。

自分が一番印象に残ったのは夏目漱石の鼻毛のエピソードでしたが...

もし文章の書き方に行き詰っていたり、マンネリ化しているなと感じたら読んでみてはいかがでしょうか?

*引用文献:三宅香帆 バズる文章教室 サンクチュアリ出版