・千畳敷カール (Senjojiki Cirque 2019/9)
本格的な登山は難しそうだけど、たまには山に登って雄大な景色を見たいと思うことはないですか？
そんな時にオススメなのが信州にある千畳敷カールです。
千畳敷カールのおすすめポイント
千畳敷カールは約２万年前に氷河の流れによって浸食されて出来たカール（半円形の窪地）で、畳千畳分の広さがあることから千畳敷カールと呼ばれています。
標高約2,600ｍの高さにありますが、なんとロープウェイで上がれます！
ですので、本格的に登山を行わない方でも登山気分を味わえます。
・千畳敷駅付近から南アルプス側を望む
ロープウェイの駅（千畳敷駅）を出ると千畳敷カールと宝剣岳（標高2,931m）が望めます。
千畳敷駅を中心に、一周約40～60分程度の散策路がありますので、ここを散歩するだけでも高山植物や雄大な景色が楽しめます。
この散策路までなら小さなお子さん連れでも来ることが可能です。
千畳敷散策路マップ（by 中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイ）
さらに登山を楽しみたい場合は、散策路から上に登っていくことも可能です。
木曽駒ケ岳登山マップ（by 中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイ）
登った日は天気が良かったのですが、軽装でも問題なく登れました。
ただ、早朝は気温も低いので、調節しやすい服装の準備が必要です。
（この日は９月で平地は気温も高い日でしたが、登山を始めるまでは寒くて上着が必要でした。登り始めてからは暑くなって半袖でしたが…😅）
千畳敷駅から乗越浄土まで約１時間程度で登れます。
途中の道（八丁坂）は急なところもあり、狭くて石も多いので、歩きやすい靴と服装が良いです。
・乗越浄土付近から八丁坂、ホテル千畳敷を望む
日除けや万が一の落石から守るためにも帽子もあった方がいいと思います。
自分は乗越浄土近辺を散策して下山しましたが、乗越浄土まで登るとさらに眺めが良いので、おすすめです。
次回は中岳、木曽駒ケ岳まで挑戦したいなと思います。
・中岳
宝剣岳に登っている方を何名か見かけましたが、ここは本格的な登山者用ですね。
高いところが苦手な自分には一生無理そうです…
・宝剣岳と頂上の登山者
千畳敷駅にはホテル千畳敷が併設されていて、レストランやカフェ、売店、トイレなどもあります。もちろん宿泊も可能です。
基本情報
車の場合、菅の台バスセンターでバスに乗り換えます（そこからはマイカー規制されています）。
駐車場は普通車で350台分あり、1日800円です。
高速バスでのアクセスについては駒ケ岳ロープウェイの案内をご覧ください。
東京、名古屋、大阪からも高速バスでアクセス可能です。
バスとロープウェイの運賃はこちらです。
お出掛けの参考になれば幸いです。
＊内容は訪問時のものです。記事作成時にも確認しておりますが、最新の情報をご確認ください。
Senjojiki Cirque is a semicircular depression that was eroded by the flow of glaciers about 20,000 years ago.
It is called Senjojiki Cirque because it has the size of one thousand tatami mats.
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