・末吉坂から仁王門を望む(2019/8)
今回は嵐山近く、嵯峨野にある常寂光寺の新緑を中心に紹介します。
おすすめのポイント
常寂光寺は1600年頃日蓮宗の僧日禎によって創建された日蓮宗の寺院です。
百人一首に出てくる小倉山に位置します。
藁葺き屋根の仁王門は、本圀寺の南門を移築したもので、仁王像は運慶作と伝えられているようです。
本堂は小早川秀秋の助力で伏見桃山城客殿を移築し、造営したものだそうです。
・本堂横(2019/8)
この常寂光寺のお薦めは、仁王門から本堂にかけての階段沿い、
仁王門側から階段や斜面を見上げる形で見るのも良いですし、
もちろん、階段や坂の途中でじっくり苔やもみじを眺めるのもいいですね。
ただ、紅葉時期は込んでいるので、階段でゆっくり止まることは難しいかもしれません。機会があれば別途紅葉の写真も紹介します。
2019年、近くの祇王寺と合わせて常寂光寺もJR東海のCMで流れているので、さらに人気が出るかもしれません。
この場所が好きな自分としては、嬉しいような混むのが残念なような気持ちです。
本堂横から多宝塔上の展望台まで上がると、嵯峨野の景色が見渡せますので、是非登ってみてください。
また、苔ともみじ好きならば、近くの祇王寺と宝筐院には必ず立ち寄ってください!
基本事項
JR嵯峨嵐山駅、または、京福電鉄(嵐電)嵐山駅から北西に1.3km、
JR嵯峨嵐山駅には京都駅から嵯峨線で18分(快速だと12分)。
京福電鉄嵐山駅には四条大宮から約25分です。
バスで京都駅から行く場合、市バス28系統で嵯峨小学校下車、徒歩10分弱です。
バスだと乗り換えなしですが、込み具合がよめないので電車の方が良いかもしれません。
公式サイトはこちらです。常寂光寺 JOJAKKO-JI
*内容は訪問時のものです。記事作成時にも確認していますが最新の情報をご確認ください。