今回は、初詣の参拝者は300万人以上訪れると言われている川崎大師を紹介します。
川崎大師は平間寺(へいけんじ)と言い、真言宗智山派の大本山です。
その由来ですが、900年ほど前、平間兼乗という武士が無実の罪で追われ漁師として川崎に住んでいたとき、ある夜、夢に僧が出てきて網で僧の像を取って供養するように言われ網を入れたところそれは弘法大師の木像だったそうです。
その像を祀ったのが始まりで、その後、1128年に寺を建立し、名をとって平間寺となりました。
電車で訪れる場合、京浜急行電鉄大師線で川崎大師駅、もしくは、東門前駅から歩きます。どちらの駅からでも10分かからないで行けます。
山門前の参道には仲見世があり、飴や饅頭、だるまなどちょっとつまめる食べ物やお土産が売られているので、寄りながら歩くのも楽しいです。
仲見世を抜けると立派な大山門が現われます。
上の写真は1月初旬に訪れた際のものなので、まだ正月飾りがありました。
左手に八角五重塔が見えます。
門をくぐると境内が広がります。
右手に手水舎や護摩祈祷の申込所があります。
大本堂は正面です。
こちらはお寺なので合掌してお祈りです。
ちなみに、護摩祈祷を申し込まなくても本堂内に入って一緒にお祈りできます。
時間の無い方は護摩木を奉納してはいかがでしょう?
1本300円で、護摩木に願い事を鉛筆で書いて奉納します。
護摩祈祷など詳しく知りたい方は公式サイトをご確認ください。
川崎大師Webサイト
おまけ1
川崎大師の周辺には仲見世も含めて色々な食べ物屋さんがありますが、その中から立ち寄ったところを紹介します。
川崎大師の名物を調べたところ、久寿餅がその一つだったので、今回は住吉屋総本店でいただきました。
お店のテーブルにあった説明はこちらです。
江戸時代から親しまれている久寿餅。味はあっさりしているので黒蜜ときな粉をつけるとちょうどいいかと思いました。
おまけ2
川崎大師周辺にはいくつか食事処があります。
自分が立ち寄ったのは仲見世近くの松月庵です。
お蕎麦を美味しくいただきました。
参考までにメニューの一部を載せます(2022/1)。
こちらのお店にも久寿餅あります。
いかがでしたでしょうか?
参拝だけでなく、食事や和スイーツも楽しめる川崎大師。
おでかけしてみてはいかがでしょう?