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解体か保存か どうなる船の体育館:旧香川県立体育館

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高松駅から東に2kmほどの所にある巨大な船のような形をした建築物は旧香川県立体育館です。
1964年完成のこちらの建物は、船の体育館と呼ばれて親しまれていたそうです。

東京都庁国立代々木競技場第一・第二体育館を設計した丹下健三氏によるもので、代々木競技場と同じくケーブルで屋根を吊る吊り屋根構造が特徴の建物です。


・国立代々木競技場第一体育館

同じく高松市にある香川県庁舎も丹下氏の設計です。

こちらの旧香川県立体育館、老朽化で耐震強度に問題があり、既に閉館されていて解体されることになっているそうです。
残念ですが、これだけ大きな建築物を安全に保存するのも難しいですよね。

いつ解体されるか分からないので、写真に収めてみました。


*2023年5月撮影

何とも雄大な眺めですが、人もいなくてなんだか寂しさを感じます。
できれば一度中も見てみたかったです。
何か保存できる策が見つかると良いのですが…

*2024年9月17日までJR高松駅ビル北館でイベント「沈みゆく船からの手紙」が行われています。

*内容は訪問時のものです。記事作成時にも確認していますが、最新の情報をご確認ください。

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